婚活 うつ

婚活うつになってしまったら

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婚活うつになってしまったら、それが自然に回復することを待つのは得策ではありません。
婚活うつ、という少し特殊ななり方ではあってもうつ病の一種ですから、軽く見ると命を落としかねません。

 

ここでは、婚活うつ独特の事情を勘案した、最適な治療アプローチをお伝えします。

 

まず前提として知っておいて欲しいのは、普通のうつ病には「うつ病になる確固とした原因が無い」という事です。疲労や激務などが引き金になることはあっても、それが直接の原因でうつ病になる、という感覚では無く、ある日を境に突然うつ病が発症する、これが通常のうつ病のなり方です。

 

それに対して婚活うつは、明確に「婚活に疲れた」という理由があり、また婚活うつ病自体も「ある日突然」というよりは、次第に精神が蝕まれるような感じでうつ病の状態になっていきます。これらの違いは、治療法のアプローチの違いとしても現われてきます。

 

それを念頭に置いて、続きをお読み下さい。


婚活うつには、カウンセリングが有効

婚活疲れから来る婚活うつの対処法としては、まず「聞いてくれる医療者」が必要になります。婚活疲れ自体が自尊心・プライドへのダメージですから、話すことでそれを発散し、ダメージの軽減を図ることは非常に大切です。

 

ですから、近頃街中に林立している心療内科では、治療に向かないケースが多々あります。これらの心療内科は精神科医1人が切り盛りしていて、単に抗うつ剤という薬を出すことで治療をしていくのが主流です。これは普通の、原因不明のうつ病には適しているのですが、原因が婚活疲れとはっきりしているうつ病には、薬自体があまり効果を発揮しません。

 

そこで活用して欲しいのが、心理カウンセリングです。

 

心理カウンセリングを受けるには、ある程度の規模の精神科病院に行かなければならないかもしれません。近頃では婚活うつ外来を謳っている医院もありますのでそちらでも良いのですが、まだそのような医院は数が少ないため、通い続けることは一部の人にしか出来ません。心理カウンセラーがいる病院、というと、どうしても中規模以上の病院になりがちです。

 

婚活に疲れた、といって外来の門を叩けば、問題ありません。
近頃はそのような主訴で外来を訪れる人も増えていますから、婚活疲れを前面に出して治療を受けることは、何ら恥じ入ることはないのです。

 

婚活疲れのうつ病には、抗うつ剤はそれほど(通常のうつ病と比べて)明確な改善効果はありません。多少楽になる、という程度だと思って下さい。むしろ婚活疲れによるうつ病は、自尊心が傷つくことによって現われる一種の自己否定ですから、その自己否定感を払拭してくれるカウンセリングが有効なのです。

 

巷には様々なカウンセラーがいますが、こと婚活疲れ・婚活うつの場合、必ず精神科のカウンセラーに掛かって下さい。根底にはうつ病があるので、それをしっかり扱える、熟知したカウンセラーに掛からなければ、改善はおろか、場合によっては悪化してしまう可能性も否定できないからです。

 

 

 

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