婚活うつとは? その正体を徹底解明
婚活、という場面は、ご自身とお相手をマッチングさせる、バランスのいるお話しです。
すぐに話が決まればうつ病の出番は無いので良いでしょうが、そんなに理想的に話が決まることはむしろ稀で、多くの人はたくさんのお相手と「知り合って」も、なかなか結婚の決定的な確信を持てず、婚活がズルズルと長引く、という流れに陥りがちです。
話が決まらないでいると、まず次第に、いらだちに似た感情が募ります。
でも実はこの感情はいらだちではなく、焦りの感情なのです。
何に焦っているかというと……
婚活の「成果」が見えないことに対する焦り
焦り、というと一般的な言葉に過ぎますので言い直しますが、焦燥感、というのが婚活うつでまず最初に出てくる症状です。
何故焦燥感が出るか? 答えは簡単です。
物事は、何事でもそうですが、行動の結果が目に見えてこないと、やる気を失いがちです。婚活の場面での「結果」を、結婚、というゴールに設定してしまっている方が大半であるため、実際に結婚に至れそうな状態にならないと、成果が永遠に見えない気がして、婚活疲れが生じてくるのです。
婚活疲れの大半は、これで説明が付きます。
「自分の婚活疲れはそんなもんじゃなくてもっと酷い!」
と思う方もおられるかも知れませんが、メカニズムとしてこうなっている、という事です。
成果が得られない事を延々繰り返していれば、人間誰だって自尊心(プライド)が傷つきます。
その結果が、心の疲れとして溜まっていき、それが元でうつ病になるのです。
婚活うつの予防法
婚活うつの予防・対策には、まず「気楽に構えること」です。これが何よりです。
婚活の場面になると、お相手の年収や仕事の事などがとても気になりますよね? その場の雰囲気を楽しむ、なんて余裕を失っていませんか?
無理矢理余裕を持て、というのも難しいのかもしれませんが、これは非常に大切なので実践して下さい。「今回の婚活パーティーはどんな人が来るのかな〜」と気楽に構える。そして実際会ったお相手とも、気楽な話に花を咲かせる。年収や仕事の話なんて、最後に「ちなみに……」と言って聞けば良いんです。その方が男性側のウケも良い、ということをしっかり認識して下さい。
婚活うつになる人の特徴として、相手を最初の段階から選別しすぎる、というのがあります。
婚活パーティーなどでよくあるパターンですが、相手のシートを見るなり「あ、この人は度外視」と決めつける人。こういう人は、婚活疲れの末に婚活うつになりやすいです。